結論
AIがお店や会社を「おすすめ」するとき、思いつきで名前を挙げているわけではありません。ネット上の情報を集め、信頼できるか・具体的か・新しいかを比べて、根拠のあるところを選んでいます。その根拠の中心にあるのが、公式サイトの情報と、お客さまの口コミです。AIに選ばれたいなら、ホームページを整えるだけでなく、口コミが集まり続ける状態をつくることが欠かせません。
AIは「おすすめ」をどう選んでいるのか
Googleは、AIによる概要やAIモードについて、関連する複数のサブトピックを同時に検索する「クエリ ファンアウト」を行い、回答を裏付ける関連ウェブページを特定して回答をつくると説明しています。[1] ChatGPTなど他のAIでも、検索で集めた情報をもとに回答を組み立てる仕組みが使われています。
お客さまの側から見ると、流れは次の4段階です。
- 質問する:「渋谷で評判のいい歯医者は?」のように、AIに相談する
- 情報を集める:AIが、公式ホームページ、Googleマップの口コミや評価、ポータルサイト、SNS、記事などを読みに行く
- 比べる:第三者の声があるか、中身が具体的か、新しいか、情報どうしが食い違っていないかを比べる
- おすすめする:根拠のある会社を、「口コミで説明が丁寧と評判です」のように理由と一緒に紹介する
地域のお店・会社を選ぶとき、AIが見る3つの場所
地域で選ばれる会社にとって、AIが確かめる情報はおおむね次の3つの場所にあります。
- 公式サイト:何を、誰に、いくらで、どこで提供しているか。よくある質問、会社情報、構造化データ
- Googleマップ(Googleビジネスプロフィール):所在地、営業時間、写真、最新情報、そして口コミ
- 第三者のサイト:ポータルサイト、比較記事、ニュース、SNSでの言及
この3つの内容がそろっていて食い違いがないほど、AIは安心してその会社をすすめられます。
なぜ口コミが大切なのか
1. 会社の自己紹介より、お客さまの声が信頼される
会社が自分で書いた「丁寧な対応」は宣伝文句ですが、利用したお客さまが書いた「説明が丁寧だった」は第三者の声です。AIが紹介の理由として使いやすいのは、後者です。
2. 口コミの中身が、そのまま「おすすめの理由」になる
「駅から近い」「初めてでも安心できた」「予約が取りやすい」。具体的な口コミが多いほど、AIはその会社の強みを言葉にしやすくなり、紹介される理由が増えます。
3. 口コミの数と評価は、Googleマップの順位にも関わる
Googleは、ローカル検索の結果は主に「関連性」「距離」「知名度」で決まり、知名度はクチコミの数などの情報にも基づくと説明しています。また、「クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ローカル検索結果のランキングが高くなります」とも明記しています。[2] Googleマップで上位に出ることは、AIが地域の会社を探すときの手がかりのひとつにもなると考えられます。
4. 新しい口コミが、「今も選ばれている」証拠になる
何年も前の口コミだけでは、今の評判は分かりません。口コミが続いて増えていることが、いま信頼できる会社だという証拠になります。
やってはいけない口コミの集め方
口コミが大切だからといって、割引や特典と引き換えに口コミを頼むことはできません。Googleは、金銭的報酬・割引・無料の商品やサービスなどのインセンティブと引き換えに口コミを募る行為を禁止しています。[3] また、2023年10月1日から、広告であることを隠した宣伝(いわゆるステルスマーケティング)は景品表示法違反となっています。[4] 口コミは「お願いの仕方」を工夫して、正しく増やす必要があります。具体的な方法は、Googleの口コミを増やす方法で解説しています。
ZESTAの対策:口コミ×公式サイト×Googleマップ
ZESTAは、AIが見る3つの場所をまとめて整えます。
- 口コミを集める:提携サービス「口コミ365」の仕組みで、QRコードのアンケートとAIによる文章づくりにより、お客さまが口コミを書く手間をなくします。返信と分析も続けます
- 公式サイトを整える(LLMO対策):会社情報、サービス、よくある質問、構造化データを、AIが読み取りやすい形にそろえます
- Googleマップを整える(MEO対策):所在地・営業時間・写真・最新情報をそろえ、マップでの順位を毎月計測します
ZESTA自身も、「〇〇業界でAI検索対策をするならどこがいい?」とAIに聞いたとき、フィットネスジム・美容院・歯科医院・整体院・製造業・不動産の6業種で1番目に紹介されました(2026年10月時点の画面。AIの回答は聞き方や時期によって変わります)。
AIの回答での表示や順位、問い合わせの増加を保証するものではありません。ただ、AIが根拠にする情報を正しく、厚く整えることは、どの会社にも今日から始められる対策です。御社が今AIにどう見えているかは、無料のHPパワー診断で確かめられます。
参考情報
[1]: https://developers.google.com/search/docs/appearance/ai-features?hl=ja "AI 機能とウェブサイト | Google 検索セントラル"
[2]: https://support.google.com/business/answer/7091?hl=ja "Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法 | Google ビジネス プロフィール ヘルプ"
[3]: https://support.google.com/contributionpolicy/answer/7400114?hl=ja "禁止および制限されているコンテンツ | マップのユーザー作成コンテンツに関するポリシー"
[4]: https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/stealth_marketing/ "ステルスマーケティングに関する景品表示法の規制 | 消費者庁"
